・ガルプ等の汁系ワームの液漏れに悩んでいる。
・手返し良く収納するにはどうしたらいいか保管方法を探している。
ガルプや熟成アクアなどの汁系ワームってとても釣れるけど、みなさん持ち運び方法に悩みますよね。
少しでもこぼすとあの強烈なニオイがカバンに付いたりして本当にテンションが下がります。
ガルプ使用歴10年以上の私が手返し良く漏れも一切ない保管方法を考え付きましたので記事にしました。
汁系ワーム(匂い付きワーム)とは
ガルプ等の汁系ワームはシルエットや動きだけでなく、強烈なニオイで魚を引き付け、アピールするワームになります。
その効果は非常に高く、周囲の人が普通のワームを使っている中で使うと自分だけよく釣れるといった状況がよく発生します。
ガルプなんかは『あれはもはやエサ』などと揶揄されることもあります。
汁系ワームの問題点
ワーム自体の動きがあまり良くないこと等もありますが、最も釣り人を悩ませるのはその保管方法ですよね。
持ち運びをしている間に液漏れしてカバンの中がとんでもない臭いになったりしていることもよくあります。
おそらくこのページにたどり着いた方はそのような経験が一度はあるのではないでしょうか。
専用の防水ケースや、購入時のパッケージの状態でカバンに入れるのが一般的だと思いますが、どれも安心とは言えないですよね。
汁系ワームの持ち運びにおける悩みの解消法
MEIHOの防滴ケースWP-3と吸水タオルを組み合わせる
10年以上にわたり、ガルプを愛用してきた僕が考え付いたのがこの方法。
メイホウのWP-3というケースと吸水タオルを組み合わせる方法です。
このケースは防滴構造になっており、内容物が漏れにくい設計になっています。
さらに、キッチン用の給水タオルである アイオンキッチンクロス給水タオルを3×5cmに切り取ってケース内にセットします。
ガルプの液を10~20滴ほど垂らしておくと、吸水タオルが適切な湿度を保ちながら、ワームも適切な状態で保存できます。
液を垂らすにはスポイトが便利ですが、ダイソー等100均で買うことが出来ます。
2週間に1回程度液を適量追加しておけば乾くこともなく長期間に渡り保管しておくことも可能です。
今回私はベビーサーディンの2インチを使用しているのでこのサイズのケースで事足りますが、必要に応じて少し大きめの防滴ケース等を選ぶと良いでしょう。
本当に漏れない?乾燥しない?
半年とかあまりに長期間だとどうかわかりませんが、1ヶ月経過後の写真がこちら
吸水タオル部分がしっかり濡れているので水分を保っているようです。
ガルプのワーム本体(今回はベビーサーディン)も適度に湿度を保っているように思われます。
また、肝心なあのクサ~いニオイもしっかり感じ取れます。
よくあるリキッドパックでの保管について
経年劣化でパッキンに歪みが発生して隙間が生じた
もともとリキッドパックを愛用していましたが、何度か使用しているうちに漏れが気になるようになってきました。
よくよく確認するとパッキンに歪みが発生しています。
ここで密閉が甘くなり漏れが発生していたようです。
開閉で液漏れするリスク大
少しでも蓋の部分に液体が残っていると開閉時に蓋のフチについた液体がパッキン部分につくことによって容器からはみ出てくる可能性が高いです。
密閉可能なケースではありますが、どうしてもこの状態になってしまうと液漏れは発生してしまいます。
ただ商品としては悪くないかと思います。経年劣化と蓋についた液をしっかり振り払うことに気を付けていれば比較的使い勝手は良い商品です。
袋タイプのガルプで購入時のままの保管について
やはり袋でも液漏れは発生する
ガルプについては袋タイプを購入して買ったそのままのパッケージの状態で保管するのが良いかなぁと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
クリアチャートカラーを買って気が付いたのですが、パッケージ袋から都度取り出して使用していたら、気が付いたらほかのパッケージに色が付着していました。
つまり漏れている…。目立ちやすい液体の色をしていたので気が付きました。
この方法は一番手軽ですが、意外とカバンの中で漏れてしまっているかもしれません。
可能な限りパッケージからは取り出すことをオススメします。
おわりに
いかがでしたでしょうか?今回完全オリジナルで考えた収納方法を紹介しました。
吸水タオルがあのガルプの激臭と水分をしっかり保ってくれて1か月くらいはそのままでも大丈夫です。
徐々に乾燥してくるので、可能であれば1~2週間に1回くらいは汁を補給してあげると良いでしょう。
また携帯性も良く、ちょっとついでに釣りを…。というシーンでも活躍してくれるかと思います。手返しがかなり良いのが個人的に気に入っているポイントです。