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【マジで危険!!】小さい子供がいる家庭での釣具の収納について、安全に配慮した適切な管理方法を紹介

はじめに

釣りは家族で楽しめる素晴らしい趣味ですが、小さな子供がいる家庭では安全面での配慮が特に重要です。本記事では、現在を絶賛子育て中(4歳の女の子と0歳の男の子)の私が、危険な釣具を安全に収納しながら趣味として楽しむ方法をお伝えします。

針やガン玉等小さいものの管理について

針やガン玉は子供にとって非常に危険

ガン玉なんかは鉛で出来ており、仮に誤飲してしまった場合などは本当に危険です。鉛中毒という状態になってしまいます。

特に小さい子供は体内に入ってしまった場合、人体に影響を受けやすいので、絶対に誤飲などが発生しないように注意しましょう。

ガン玉やスナップが家の中や車の中に落ちていたりとか釣り人であれば一度は経験したことありますよね。大変危険ですので細心の注意を払って小物類の管理はしましょう。

所有している物量を把握が出来ているかも超重要

長年釣りをしているとどうしても不要なものまで買ってしまいがちで気が付いたら大量の小物類が増えています。

所有している釣具をどれだけ把握出来ているか、ということも子供の誤飲などを防止するためには必要不可欠です。

意外とオススメなのが購入したパッケージそのままでの保管。

店頭陳列用の穴にリングを通してタックルボックスに収納していく方法ですと袋から一つずつ取り出して使用していくことになるので、物量を把握しやすいです。

別のケースにいれて保管しているともともと何個入っていたかすら確認が出来ないので、ほぼ確実に、そのうち所有量がわからなくなってくるでしょう。

子供の目に付かない場所への収納がオススメ

針などはキラキラしてますし、ガン玉はお菓子のようにも見えてしまうでしょう。子供にとって非常に魅力的なものばかりです。

そもそも目につかなければ基本的には興味を引くこともないのでなるべく子供の視界に入らない場所か、絶対に手の届かない場所に収納するようにしましょう。

ルアーの管理について

ルアーも針が付いていますので当然危険です。鮮やかな色の物が多いので最も子供の興味をひきやすい釣具のひとつと言えるでしょう。

なるべく全てのルアーにフックカバーを付ける

ふと子供が見つけてしまったとき、急に触りたくなるでしょう。その際にフックカバーが付いていれば皮膚に針が刺さってしまうといった状況を回避することが出来ます。

大・中・小と複数サイズのカバーが販売されておりますのでルアーのフックに合うカバーを購入してください。

フックカバーを使用すると実は収納力が上がるメリットもあります。フック同士が絡み合うのも防ぐことが出来ますので個人的には収納の面においてもすべてのフックにカバーをするのがオススメです。

ルアーケースは必ず子供の手の届かない場所に保管する

いくらフックカバーをしていたとしても、やはりそれも触ってしまうのが子供の性というもの。フックカバーをはずした拍子に指に差してしまったというような状況も発生しかねません。

やはり針が付いている物の収納については子供の手の届かない高い場所などに収納することがオススメです。

リールの管理について

なるべくケースで保管する

リールの管理についてもスタンドに立てて飾っておきたいところではありますが、基本的にはケースなどへの保管が安全でしょう。

うちの子もそうですが、リールをみるとどうしても触りたくなってしまい、見つけるとよくくるくる回しています。

リールに関してはそこまで危険性は高くないのである程度は許容出来ますが、中には10万前後のリールもあるので基本的には子供の目につかない場所への保管がオススメです。

以前は鍵付きのキャビネットにリールスタンドで飾って収納してましたが、結局すぐ使用するので今はケースにいれて保管しています。

釣り竿の管理について

必ずセミハードケースかハードケースに収納

釣り人としてはロッドスタンドに立てかけて収納して竿を見ながら酒でも飲みたいかもしれませんが、オススメとしてはやはりロッドケースへの保管です。

裸の状態での立てかけ収納ですと、スタンドごと子供が倒してしまって竿が何本も折れてしまうという可能性もなきにしもあらずです。想像するだけで地獄ですよね…。

そのような可能性を極力なくすにはロッドケースへの収納が無難です。

セミハードタイプのロッドケースであればよっぽど大丈夫でしょう。開けられたりするのが心配というかたはやはり子供の手の届かない棚の上などに収納しおきましょう。

あまりオススメはしませんが、ソフトケースであればネオプレン素材(ウェットスーツなどに使用される材質)のものであればある程度は問題ないでしょう。

クーラーボックスの管理について

誤って子供が中に入ってしまい窒息の危険性

30L以下クーラーボックスでなければよほど大丈夫かと思いますが、子供であればクーラーボックスの中にすっぽり入ることが出来るものもあります。

クーラーボックスの中に入って遊んでおり、なにかの拍子で蓋がしまってしまった場合窒息の危険性があります。

クローゼット、屋外倉庫等がオススメ

窒息などの事故を防ぐためになるべく触られないようにクローゼットの中(可能であれば上段収納)に収納しておきましょう。一軒家にお住いの方は屋外用の倉庫に置いておくのも適切です。

ベランダに収納するのも一見良さそうに思いますが、これは子供にとっては非常に危険です。クーラーボックスが足場になって、柵から身を乗り出してしまい、転落の恐れも出てくるので絶対にやめておきましょう。

どうしてもベランダしか置き場がないという方はそこに登れないような対策を講じましょう。高さのある棚の上に置くなど配慮が必要ですね。

オススメの管理方法

屋外の倉庫に保管する

子供の視界に入らないようにする手段が最もオススメです。もし庭やベランダに倉庫が置けるのであればそれが一番でしょう。

Amazonなどでも意外と安く購入出来て、クーラーボックス、バケツなど汚れたものを保管するのにも重宝します。

家の中に持ち込まなくても良いのでパートナーに嫌がられる可能性も減ります。

竿やタックルボックス、リールなど小さいお子さんがいるご家庭ではすべてまとめて屋外の倉庫に保管するのが適切でしょう。

以前ネットで購入出来るオススメのコスパの良い倉庫を記事にまとめましたのでお時間のある方はこちらもご覧ください。

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寝室の押し入れに保管する

すぐに出来る対策として有効なのはやはり視界に入らないようにすることが一番重要です。リビングにあるクローゼットですとすぐに手が届いてしまうので、なるべく日中使用していない部屋のクローゼットの方が安全性が高いと言えます。

なかなかある人はいないでしょうが、鍵付きの趣味部屋があるのであれば室内でも安全に保管は出来ますね。これから家を建てる人なら作ることは出来るかもしれませんね。

しかし、部屋を作るとなると金額が跳ね上がるのでオススメは屋外用倉庫の購入が一番コスパよく収納出来ます。どうしても趣味部屋が欲しい!!というわけでなければまず検討してみてください。

鍵付きのキャビネット、趣味部屋等で保管する

これは既に所有している方にオススメですが、鍵付きの空間への保管は非常に有効です。

ただし子供ながらに知恵を使って鍵を開けてしまう可能性もありますのでそこは注意しましょう。

鍵付きの趣味部屋があるのであれば室内でも比較的安全に保管は出来ますね。これから家を建てる人なら作ることは出来るかもしれません。

しかし、部屋を作るとなると金額が跳ね上がるので個人的にオススメしたいのは屋外用倉庫の購入が一番コスパよく収納出来ます。

どうしても趣味部屋が欲しい!!というわけでなければ、まずは倉庫を検討してみてください。10万~20万でか十分大型な倉庫が購入出来ます。

レンタル倉庫に保管する

庭に倉庫が置けない、アパートマンション住まいで収納が少ない、奥さんに煙たがられるなどといった事情がある方はレンタル倉庫もオススメです。

レンタル倉庫を借りて、自分なりに空間をデザインして誰にも邪魔されないオシャレな趣味部屋風に仕上げるのもよいのではないでしょうか?ただ長時間の滞在は基本出来ませんのでそのあたりは注意が必要ですね。

レンタル倉庫に保管しておけばまず触られることはないので家のすぐ近くにあるという方はオススメです。

家賃を高くして収納の多い部屋を借りるより倉庫を借りてしまった方が面積あたりのコスパが良い場合がほとんどですので気になる方は一度検討してみましょう。

まとめ

・釣具は子供の手の届かない場所や目につかない場所に保管する

・安全な収納場所の例:屋外倉庫、クローゼット、趣味部屋、鍵付きキャビネット、レンタル倉庫

・子供に対してこれは危険で触るとケガする恐れがある等の教育も重要