・電車釣行してみたいけど、何を持っていくべきかわからない、
・あれもこれも持っていきたいけど道具の選定に困っている…。
電車での釣りは移動の制限がありますが、メリットもたくさんありますよね。睡眠を取りながら移動が出来る。
ソロ釣行だと高速代やガス代に比べて電車代の方が安い場合がある。運転による身体的負担がない等、非常に魅力的があります。
・電車釣行で必要な装備11選
・装備の選定で気を付けたいポイント5つ
この記事ではある日突然腰を痛め、それでも釣りに行きたくて電車釣行の魅力にハマった釣り歴10年以上の僕が、上記2点について経験談を交えながら解説していきます。
電車釣行で必要な装備11選
実際僕が何度か電車で釣りに行って必要だと思った装備は下記の10個です。
電車釣行で必要な装備
①釣竿
②リール
③リュック
④クーラーボックス(保冷バッグ推奨)
⑤保冷剤
⑥ルアーボックス等
⑦マイクロバケツ
⑧ランディングネット
⑨防寒具
⑩折り畳み傘
上記についてひとつずつ解説していきます。これから電車での釣りを考えている方や、装備に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
釣竿(コンパクトなパックロッドタイプ)
持ち運びのしやすさを考えて、釣竿はなるべくコンパクトになるものが良いでしょう。仕舞60cm程度になる竿を選択するのが無難です。
ライトゲーム寄りになれば選択肢は増えますが、ショアジギング用ですと意外と選択肢がなく、現行ではフリーゲームXTくらいしか見つけられませんでした。
リール(竿や対象魚に合わせた選択を)
リールは正直なんでも良いでしょう。使用するロッド、対象魚の度合いに応じて普段愛用しているやつを使ってください。万能さを求めるのであれば3000番、ブリやサワラを釣りたいのであれば4000-5000番を使いましょう。
23レガリスは非常にコスパの良いリールです。道具はまだこれからという方は最低限レガリスクラスのリールを購入すると良いでしょう。
①で紹介したフリーゲームXT S100MHですと4000-5000番がオススメです。
リュック(システマチックに収納が可能な四角いタイプを)
ルアーボックスなどをシステマチックに収納できる四角いタイプのリュックが良いでしょう。25L-35Lくらいのサイズ感が良いかもしれません。
アブガルシアのシステムバックパックは釣りに特化しており収納力もさることながら機能的性も高く街に溶け込むデザインで電車釣行には最高のバッグですので一見の価値ありです。
他の種類のリュックも見てみたいという方は、釣り専用のカバンを10種類以上所有している私が自身の経験をもとに電車釣行にオススメのリュックを18選厳選しましたのでこちらの記事をご確認ください。
クーラーボックス(保冷バッグがオススメ)
魚を持ち帰る場合に限りますが、クーラーボックスは保冷バッグ推奨です。なぜならコンパクトに折り畳み可能かつ軽量化を図ることが出来るからです。
長辺40cm以上あればそれなりの大型魚もいれられるでしょう。ソフトタイプである保冷バッグであれば多少横にたわむので思っている以上のサイズの魚でも意外と入るでしょう。
中でもサーモスの保冷バッグは保冷力抜群です。保冷バッグを探しているのであればラインナップが多く抜群の保冷力を誇るサーモスから選べば失敗はないでしょう。
内部の防水性も高く釣りに使っても問題ありません。
厚手のビニール袋(0.08~0.1mm厚)
保冷バッグの中を濡らさないためにもビニール袋は必須です。なるべく大きめの厚みのあるものを用意しましょう。具体的な厚みとしては0.08mm以上の厚みが良いです。
これくらいあればかなり頑丈です。鋭いヒレのある魚も比較的安心して入れられるでしょう。ジップロックは0.06mmですのでそれよりも安心です。
保冷剤
魚を冷やすために保冷剤を携帯しましょう。コンビニなどで氷を買っても良いですが、どうしても結露で水が出てきます。保冷剤はほとんど水が出てこないので可能な限り保冷剤を持ち運ぶようにしましょう。
電車釣行でカバンが水浸しになると他のお客さんに迷惑ですよね。臭いも広がることが予想されるので保冷剤を推奨します。
適切な持ち運び方をすれば一日冷たさを維持することは可能です。保冷剤をタオルで包んでおくのもかなり効果的です。
ルアーボックス
ルアーボックスは縦横が同じサイズのものを複数持つとシステマチックに収納が可能です。また使用済みルアーを入れるために同じサイズの空ケースを持って行くと一目瞭然ですので収納に余裕があればケースは余分に1個持っていきましょう。
メイホウの3010サイズのルアーボックスサイズを基準に釣りのバッグやゲームベストのポケットなどが作られていることが多いのでこのサイズがオススメです。
薄いタイプや深さのあるタイプもあるのでルアーサイズによって選定しましょう。
折りたたみバケツ
血抜きする際や、手の汚れを落とす際に、バケツは非常に役に立ちます。特にエサ釣りをする場合は必須ですね。
10cm四方の超コンパクトなバケツも販売されてますのでカバンの容量に合わせたサイズを選びましょう。
ランディングネット
ライトゲームであればなくても良いですが、それ以上となるとランディングネットを持ち運ぶのが無難です。リュックのサイズ感を測って適切なサイズのネットを購入しましょう。
可能であれば分割してロッドケース等に入れていくと良いです。
キャッチバー改マイクロのシャフト(柄)は仕舞寸法50cmと非常にコンパクトでありながら6.3mもあるシャフトとなっております。
さすがに770gとなると多少重量感はあるかもしれませんが、電車釣行で青物等を狙うには最高の選択肢となるでしょう。
こちらは網は別売りとなりますので収納サイズにあうものを購入してください。
防寒具
電車釣行の場合、寒くなってきた時に逃げ場がありません。暖房を使うことも出来ないので暖かめの防寒着を余分に持っていきましょう。
念のためカイロも2つくらい入れておくと良いですね。ユニクロのウルトラライトダウンなどコンパクトに収納出来るものが良いですね。
折り畳み傘
意外と忘れがちなのが傘、寒さと同様、雨が降った時に逃げ場がないので傘は必ず持っていきましょう。行き慣れた場所で近くに雨宿りする場所を把握しているのであれば必要ないですが、基本は持って行ってください。
上記、電車釣行で必要な装備11選となります。
あなたにとって必要な物でなければ持ち物リストから消してください。
装備の選定で気をつけたいポイント5つ
実際の経験から、適切な道具の選定をする際に意識しておきたいポイントを紹介します。
①持ち運びが苦にならないカバンを選ぼう
②なるべく軽量化を図ろう
③サイズ選びは慎重に
④欲張りすぎない
⑤タウンユースを意識しよう
持ち運びが苦にならないカバンを選ぼう
電車釣行の場合、車と比べるとたくさん歩かなければいけません。狭い改札を通ったり、場合によっては満員電車に乗らなければいけないシーンもあると思うのでそのような状況を想定して可能な限り機動力を落とさずに行動できるようなカバンを選びましょう。
なるべく軽量化を図ろう
重い荷物を運ぶのは体力が奪われます。カバンに荷物を入れすぎて釣りが始まる前に疲れてしまうなんてこともあると思います。しっかりと釣りの体力を温存するためにも、荷物はなるべく軽くして軽量化を図りましょう。
サイズ選びは慎重に
今回自分は使ってた道具がたまたま電車釣行にピッタリのものが多かったですが、カバンのサイズやケースのサイズは必ず図って、それに合わせた道具を選ぶようにしましょう。
欲張りすぎない
電車釣行では荷物に制約があります。たくさんのことをやろうとしないで対象魚を絞ったり、場合によってはリリース前提にするなど工夫して荷物をなるべく減らすと快適な釣りが出来るでしょう。
例えばエギングだけであれば基本のタックルに加えて、エギケース、ジップロック、6L程度の保冷バッグと保冷剤があれば事足ります。
おそらくそれでも5杯以上は入れられるでしょう。なるべく一つの釣りに専念すると良いですね。
タウンユースを意識する
電車に乗るということは一般の方の日常生活の中に入る必要があるということです。なるべくタウンユースで使えるようなデザインを意識し、他のお客さんの迷惑にならないことを意識しましょう。
多少なりともオシャレを意識すると清潔感が出ます。電車で魚を持ち帰ることもあるので、周囲に不快感を与える要因はなるべく排除していきましょう。『日常に溶け込む』を意識した装備を目指すと良いですね。
【まとめ】
以上、「電車釣行で必要な装備11選」、そして「装備の選定で気を付けたいポイント5つ」でした。
電車釣行に行きたいけど何を持っていけばよいかわからないという方の悩みの解決になれば良いと思います。
入念に準備をして快適な電車釣行が出来るようにしましょう!